2016年8月19日金曜日

土の匂い

雷鳴が空に轟き、窓ガラスを揺らしています。部屋の電気を消して、稲妻の明るさを見ることにしました。きっと僕の顔は蒼白く光っているでしょう。

しばらくすると、街は静けさを取り戻しました。
土の香りがアスファルトの道路を包んでいます。
雨がまた空へと戻る時、原初の風景を思い起こさせました。