2011年5月30日月曜日

雨の日の過ごし方

銀座スルガ台画廊のグループ展が終了しました。お忙しい中お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。


グループ展の会期中に、東京が梅雨入りしました。
湿度が高く、昼間でも部屋が暗いと、何だか冴えない気分になります。

窓際で本を読んでいると、近所の幼稚園からオルガンの音と子どもの声が聞こえてきました。

音にあわせて歌っている子、ケンカをして泣いている子、先生に何かを訴えかける子。
本を閉じ、耳を傾けると、一人一人を確認することができます。

彼らは雨の日の過ごし方を知っているのですね。

6月になると近所の公園で花菖蒲が咲くはずです。大きな傘を持って出かけてみようかと思っています。

2011年5月24日火曜日

Z予兆街

5月25日から6月7日まで、ソウルにあるGallery GODOで個展を開催します。

ここ数ヶ月でいろんなことがずいぶんと変化しました。
現役の美術作家として、この新しい日常に適応できる、想像力と技術力を身につけなくてはならないと考えます。
諦観して、事実は小説より奇なりというのにはまだ早いのです。

よろしくお願い致します。

2011年5月22日日曜日

Pegasus

5月23日から銀座スルガ台画廊で始まるグループ展に参加します。
4作家での研究発表展です。

よろしくお願い致します。

詳細はこちらをご覧ください。

2011年5月17日火曜日

雷鳴

遠くで雷の音が聞こえます。

隣家の屋根に雨粒がぽつぽつと落ち始めました。
だんだんと瓦の色が濃くなり、全体に艶を帯びてきます。
やがて雨粒は屋根を埋め尽くし、瓦のくぼみを流れ出しました。
雨樋から溢れた雨は、軒下に水たまりをつくるでしょう。

いつの間にかに雷は僕の家の側までやってきて、頭上で轟きました。
稲妻が暗くなった部屋を時折照らします。

低く鳴らしていた音楽は雷鳴と混ざり合いました。
階下では子どもの声が聞こえます。

僕は無性に外に出かけたくなりました。

2011年5月11日水曜日

雨、雨

昨日から冷たい雨が降っています。
今日は遠くまで出かける理由があって電車に乗りました。
車内は其処彼処が濡れています。
ぼんやりと座っていると、向かいの席から僕の足下に、空のペットボトルが転がってきました。
椅子の下に立てようと思いそれを掴むと、やはり濡れています。

隣りに座った女性が、メイクを始めました。
使っている手鏡に、時折彼女の瞳が映ります。
まだ始まったばかりですが、下車までにはきっと完成するでしょう。

2011年5月8日日曜日

お知らせ

5月7日から5月22日に、栃木県益子のヒジノワで開催されている「立夏、花の展覧会」に参加します。

最近はシャツにカーディガンを羽織っただけの格好で出かけることが多いです。
重いコートを脱ぎ捨てた開放感は気持ちを少し軽くさせます。

よろしくお願いいたします。

2011年5月6日金曜日

近況報告

最近は月末にある新作の個展とグループ展の準備をしています。

5月4日から8日まで、SOAF2011というソウルでのアートフェアに作品を出してもらっています。
http://www.gallerygodo.com/artfair/soaf.htm
(ここに載ってる作品は旧作で、フェアには出品していません)