5月20日発行の「美じょん新報」の中で4月に六本木で開催していた個展『Drawing』の批評を、瀧梯三先生がしてくださりました。
継続した視点から作品を見ていただけていることがとても励みになります。
よろしくお願いいたします。
ビジョン企画出版社 「美じょん新報」
第164号 5月20日発行
2013年5月26日日曜日
2013年5月10日金曜日
自分について自分が知っていること
絵を描き始めた頃、ある画家に「君は自分のことを知りすぎている」と指摘されたことがあります。
僕はそれまでぼんやりとして生きてきたという思いがあったし、今でもそれは変わらないのですが、その言葉は新しい作品や展示と向き合うときには必ず浮かび上がってきます。
自分について自分が知っていること。
それは時に足枷となります。それでいて自分の内面や環境にテーマを求めていること自体が、屈折した思いを表しているのかも知れません。
最近は冬に予定している個展に向けての準備に取りかかっています。
今後の活動を考える上で、重要な展示です。
自分について自分が知っていることを拡張させ、物語の語り部としての責任を果たすために、できる限りのことをするつもりです。
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