2010年1月31日日曜日

アポロ

子供の頃、高速道路を走る車から月を見るのが好きでした。走っても走ってもついてくる月が、乗り物酔いのひどかった自分を見守っているかのように思えたからです。
大人に理由を教えてもらったのですが、それが本当の事なのかは、結局のところ小さな僕にはわかりませんでした。

最近では夜の絵を描く事が多いため、夜を見に夜によく出かけます。そばにあったはずなのに、いざ描くとなると空の上下の色の違いや一番暗いところがどうなっているのか、わからなくなるのです。自分にはやり残した宿題のようなものがたくさんあるのだと思います。

今日は月を見ながら、あそこへ行った人がいるのだなぁと何となく思い出しました。

2010年1月27日水曜日

おみくじ

部屋で事務的な仕事をしていたら、観葉植物に巻き付けられているおみくじを見つけました。誰の仕業かわかりません。自分の部屋の事でさえ、僕はよく知らない。しばらくはこのままにしておこうと思います。次に気がついた時には無くなっているかもしれませんね。

2010年1月26日火曜日

湯たんぽ考

布団が冷たいのが苦手です。最近では電気毛布や布団乾燥機などで対応することもあるようですが、僕はもっぱら湯たんぽを利用します。初めは熱いくらいなのに朝には人肌くらいに落ち着くのが心地よいのです。ペットのようにも感じます。
皆さんは湯たんぽをどこに設置するのでしょう。僕はまず胸の辺りに入れ、自分が布団に入ると同時に足下に下ろします。そしてついに眠りに入るというクライマックスに再び胸に抱え込むのです。(低温火傷にはくれぐれもお気をつけください。)

冬にはこの一連の動作が眠る為に必要です。

そのため、湯たんぽの本質はその自在な運動性にあると考えます。

2010年1月24日日曜日

アルテ・ピナコテーク

最近本で、ミュンヘンにあるアルテ・ピナコテークという美術館を知りました。所蔵作品をみるとドイツの作品はもちろんのことスペインやイタリアなどのコレクションも充実しているようです。
ウェイデン、デューラー、グリューネバルトなど、絵を描き始めたときに影響をうけた作品が、そこにはあるのだなと思うとドキドキしました。
各作家ごとに作品をみてはいるのですが、国や美術館単位でどのようなコレクションをされているかの知識が浅いので、その辺りを知るのも楽しそうだと思っています。

どれも500年ほど前の作品ですが、意外性があり、新鮮に思えるものがいくつもありました。それがよく言う作品の普遍性と通じるものなのかはまだわかりませんが、見ていて親近感がわきました。作者の姿が思い浮かぶ、親密な雰囲気の作品が僕は好きです。



2010年1月19日火曜日

2010.1.19

ブログを開設しました。
最近は二月に予定している個展とグループ展の準備をしています。
日々の気づきを書き留めたり、何か興味深い事がおこったら載せていきたいです。
更新は不定期ですが、是非見ていただけたらと思います!