少年少女時代へのノスタルジーと謎解きが合わさり、どんどんページを捲りたくなる作品です。
最も特徴的なのは、文庫でありながら袋綴じが用意されているということです。それが先を読みたいという欲求を駆り立てます。
多くの方にこの楽しみを味わっていただきたいです。
小説の装画は子どもの頃から憧れていた仕事でした。
それが折原さんとの偶然の出会いから、こんなにも早く実現できることになり、驚きと感謝の気持ちです。
初めて本を手にしたときの感動は忘れられないものとなると思います。
折原さん、また、講談社の野村様、本当にありがとうございました!
講談社文庫 『タイムカプセル』 折原一
よろしくお願いいたします!