大学にもほとんど行かずに、部屋にこもって描いていた時期です。
内容はその日見た夢と、読書感想文、絵に関する考察が書かれています。
心をひりひりさせながらめくっていくと、学部3年生のときに受けた批評会のメモがありました。
「描くことでしか思想はできない。あせらずやりなさい。」
「絵を描くことへの執着を感じる。見た人のことなど考えなくていいから、自分の入り込めることを続けなさい。」
アトリエにも来ない生徒でしたが、暖かい言葉をかけてもらっていたのだと思い出しました。
今の僕の絵をみたら、なんというのでしょう。
いいから続けなさいといってくれるでしょうか。
ありがとうございました。