2014年2月9日日曜日

『夜の虹彩』




瀬名秀明さんの短編集『夜の虹彩』の装画を担当させていただきました。

ふしぎ文学館シリーズの51作目となります。
現実の側にある不思議に、心がひんやりする本です。

カバー装画には2010年に制作した「ノスタルジア」という作品を使っていただきました。
擬人化した枯れ木が大きな風景を抱いており、周辺には人が居た痕跡があります。ノスタルジックな物語をイメージした作品がこのように小説の装画となり、書店に並んでいることが、自分にはとても不思議です。
よろしくお願いいたします。


出版芸術社 ふしぎ文学館 『夜の虹彩』瀬名秀明 著