2011年7月14日木曜日

夏の日

よく晴れた日に遠くの川へ泳ぎに行ってきました。
たくさんの魚が棲む川です。
網でハゼを捕まえようと、水中に潜って追っていると、オイカワが次々と顔の側を通り過ぎていきました。
彼らの泳ぎは自信に満ちていて、身体のむきを変えるたびに刃物のように鱗が輝きます。
その美しい動きに見入っていたら、追っていたハゼはすでにどこかの岩間に隠れてしまいました。

川からあがると、心地よい疲労感が身体を包みます。
強い日差しに焼かれ、肌には水着のあとがくっきりとつきました。

小さな雲が流れ、少しの間、太陽の光を遮ります。
しばし息をつき、また暑い日が続きます。