2011年3月4日金曜日

雲の上

ポストに手紙を出しにいきました。
星が出ています。
ここのところ天気の悪い日が続いていたので、星との再会をうれしく思いました。

鈍色の分厚い雲に、街が蓋をされていると、行き場のない気持ちになります。
雲の上にはいつでも今日のような空が広がっているはずなのに、ときにそれを信じられなくなるのです。

短い距離だったので、ポストまで全力で走りました。
気持ちのいい夜です。
胸が高鳴り、ふくらはぎが熱をはらみます。

この鼓動、この熱もいつかは消え、また走ることができるはずです。