隣の家の屋根には7年程前からマヨネーズの蓋が乗っかっています。
雨の日も風の日も変わらずそこにありました。
そもそも何故屋根の上にマヨネーズの蓋が乗るような事態になったのでしょう。
猫のいたずらか、つむじ風か…可能性はいくつも思いつくのですが、決め手がないのです。
今日の朝、新展開がありました。
カーテンを開け、何気なくその蓋に目をやると、なんと無くなっていたのです。
僕の心は乱れました。
昨日と今日とではマヨネーズの蓋にとって、どう違ったのでしょう。
自分にとってはなんでもない一日が、ある人にとっては節目の日だったりします。
マヨネーズの蓋は旅立ちました。のんびりしていられないです。