2015年9月14日月曜日

夕刻の色

日曜日の夕方、ソファーに横たわり本を読んでいると、部屋中が暖かい光に包まれていることに気がつきました。
窓を開けると、そこには古いモノクロ写真のような世界が広がっています。
見慣れたはずの向かいの家や電信柱を、手が届かないもののように感じ、僕は世界との接点を失った気がして、途方に暮れました。