2010年8月28日土曜日

張りぼての記憶

何かを思い出そうと、朝まで起きていることがあります。

漠然としているので、はじめは特に何も出てこないのですが、靄がかった記憶をうろうろするうちに、それが次第に輪郭をもちはじめます。

そうやって生まれた張りぼての記憶は、精巧に改ざんされた記憶よりも、僕には親しげに思えるのです。


幕内政治さんのex-chamber museumにNICHE GALLERYでの個展のレビューを載せていただきました。
僕は展示風景をあまり熱心に記録する方ではないので、こういったかたちで残していただけるのはとてもありがたいです。