2010年5月18日火曜日

カーテンと手のひら

朝起きると、風に乗って太陽の匂いが届きました。
カーテンの輪郭が外の光を受けて、ぼやけています。

「手のひらを太陽に透かして見れば…」
子どもの頃よく聴いた歌です。

そう考えると、部屋全体が、大きな手のひらに包まれているようですね。

ゆらゆら揺れるカーテンと、時折差し込む強い日差し。
心地いい場所であると同時に、抜け出して動き出さなくてはならないという焦りも喚起させます。

寝坊した朝の光景でした。