2013年2月20日水曜日

白い部屋

換気をするために窓を開けると、空からハラハラと雪が降っていました。細かい粒は、強い風に煽られると、網戸をすり抜けて部屋にまで入ってきます。
雪が積もって外も内も白く覆われたら、きっと素敵でしょうから、窓はそのままにして、台所に珈琲をいれにいきました。
しばらくして部屋に戻ると、カーテンを少し湿らしただけで雪は止んでしまったようです。

実の所、僕は雪が部屋を白く覆わないことは知っていました。
だからその素晴らしい考えを絵に描くのです。