2012年2月19日日曜日

僕はサッカー選手になれない

大学4年のある日、23歳の僕は、深夜に海外のサッカー中継を観ていました。
とても精悍な選手たちが華麗なプレーを見せています。

その様子に引き込まれながら、僕はあることに気がつきました。

もう彼らのようなサッカー選手になることはできないだろうということです。

それまで、サッカー選手になりたいと思ったことはありません。しかし僕はどんなことであれ、自分の意図した将来を目指して生きていくことができるだろうと思っていたのです。
この気づきは僕に強い衝撃与え、それまでの自分とはまるで違った人間になったかのように感じました。

素晴らしいサッカー選手になることはもう出来ません。またそれ以外にも閉ざされてしまった可能性は多いでしょう。しかし同時に、画家としていい作品をたくさん残したいと強く思いました。